Tシャツの歴史
オリジナルTシャツについて説明する前に、まずはその基本となるTシャツについて知っておいて損はないですよ。 ただのTシャツとオリジナルTシャツの違いは、柄、色、デザイン全てが既製品か、またはオリジナルのものかということになりますが、 もともと企業から販売されていたTシャツについての知識を深めておけば、きっとオリジナルTシャツへの愛着が沸くこと間違いなしです。
Tシャツの誕生
Tシャツを語る上で避けて通れない話題、それはスポーツとして利用されていたという経緯です。もともとはラフに着れる洋服として男性用の下着として開発・仕様されていたTシャツですが、時が経つにつれて自己主張としての媒体や芸術性のアピール、政治的プロパガンダとしての役割などが目立つようになったと言われています。海外のニュースでも、反政府でもなどでTシャツに「SAFE the people」「save the earth」といった言葉で活動を呼びかけている光景を目にしたことも多いでしょう。Tシャツにプリントしたメッセージは発信源としての役割が強いことから、政治的ではなくアーティスト活動やファンアイテムとしての役割も担っています。Tシャツが全世界で普及したきっかけとなったのは第一次・第二次世界大戦で、海軍が着ていた下着であるTシャツが軍のシンボルとしての意味合いを持つようになり、皮肉なことに戦争をきっかけにして世界に広まったとされています。戦争後は市民運動として自由解放運動、民主主義の主張といった主張のメッセージがプリントされることが多かったようで、運動が静まった後は日本に渡って現在のTシャツとしてのポジションを確率した、とされています。
Tシャツ素材・快適な着心地
白や灰色、黒といった一色で統一された素のTシャツは芸術性、独自性に富んでいるとは言えません。にもかかわらず、世界的に普及して今ではもっとも一般的な服装として定着したのには理由があります。Tシャツに使われている生地「綿」は衣服に使用する条件をほぼ備えたマルチプルな素材であり、それでいて着心地や肌触りが良く、衣服の内側の熱で発生する汗を吸収して中の空気を循環させる通気性にも優れていることが挙げられます。
Tシャツ素材の加工技術の発達
無地のTシャツにデザインをプリントする技術は初めのうちはアメリカだけのものでしたが、Tシャツの普及に伴って世界的にもプリント技術の発展が見られ、第一次世界大戦が終わる頃にはいくつかのプリント技術が各国で確立されるようになりました。シルクスクリーン印刷が主流で、そこに光と熱による圧着や専用のインクによるつや出しの技術も充実していったとされています。家庭に一台インクジェットプリンターがあればパソコン上で作成したオリジナルデザインをそのままTシャツにプリントできるようになるなど、プリント技術の発展はめまぐしいものになっています。ただのTシャツではなくオリジナルTシャツとして活用できるようになったことでさらにTシャツとプリント技術の向上が見込まれたのです。
